ブルー・ミッチェル

ヴァイタル・ブルー

ヴァイタル・ブルー
  • 録音年:1971
  • ブルー・ミッチェル(tp)
    ジョー・ヘンダーソン(ts,fl)
    アーニー・ワッツ(ts)
    ウォルター・ビショップjr.(p)
    スタン・ギルバート(b)
    ダグ・サイズ(ds)
    スザイエ・グリーン(vo)

トラックリスト

01. ブーティ・シェイキン
02. ヴァイタル・ブルー
03. アンシーン・サウンズ
04. ハーマンズ・ヘルメット
05. アイ・ラヴ・ユー
06. フォー・オール・ウィ・ノウ

アルバム解説

ミッチェルが1971年にメインストリームと契約し、徐々にジャズ・ファンク路線へとシフトして行ったのは時代の流れもあろう。
しかし故郷マイアミのハイスクールを卒業した後、アール・ボスティックらのR&Bバンドでホーン・セクションをしていた経験は、メインストリームのジャズ・ファンク路線における作品制作におおいに活かされている。
本作『ヴァイタル・ブルー』は1971年6月にニューヨークで録音された作品で、メインストリームの第1弾『ブルー・ミッチェル』の録音から3ヵ月後のレコーディング作品。
本作には西海岸の猛者アーニー・ワッツと、テナー・スター、ジョー・ヘンダーソンが加わっているのも大きな魅力。
さらに本作録音の後にモータウンの人気グループ、ザ・シュープリームスに加わるヴォーカルのスザイエ・グリーンが随所でコーラス・ワークを聴かせているのも印象的だ。
メインストリーム時代には6タイトルの作品を残しているが、本作は『ブルー・ミッチェル』に続くストレート・アヘッド路線で、この後ジャズ・ファンク~大編成グルーヴ路線へと舵を切るミッチェルの最後の王道作品。

  • 2024年最新リマスター
    期間限定価格
    ¥1,000+税
  • 品番
    UVMS-10054