1950年代、スタン・ケントン楽団と並行し、パラマウントのスタジオ・ミュージシャンとしてハリウッドで活躍したがメイナード・ファーガソンを三顧の礼で迎え入れたのがエマーシーのボブ・シャッド。
クリフォード・ブラウンやダイナ・ワシントンとのセッション作品も忘れられない名盤だ。
1956年にはニューヨークでクラブ“バードランド”出演のために“バードランド・ドリームバンド”を結成、いよいよ自分のビッグバンドに乗り出した。
シャッドはメイナードがよほど好きだったのか、1964年に自ら立ち上げたメインストリームと契約し、その第一弾となったのが1964年9月に録音されたこちら『カラー・ヒム・ワイルド』。