メインストリームにアルバム２作を残したドラム・レジェンド、ロイ・ヘインズ。
メンバーは前作同様ハンニバル“マーヴィン”ピーターソン（tp）とジョージ・アダムス（ts）の極太フロントに、カール・シュローダー（p）らお馴染みの面々。
エルヴィン・ジョーンズのバンドで活躍するギターのリーランド・プリンスの参加が目を惹くが、アルバムを聴けばすぐにヘインズの意図するクロスオーヴァーなセッティングが理解できるだろう。
チャーリー・パーカーやバド・パウエルを支えたビバップを出発点とし、ローランド・カークら時代の寵児と常にシーンを切り開いてきたドラム巨人による70年代フィール溢れる漆黒のジャズ・ファンク作品！